管理栄養士もびっくり!スーパーフード・モリンガの成分がもたらす7つの働き

管理栄養士もびっくり!スーパーフード・モリンガの成分がもたらす7つの働き

 
スーパーフード・モリンガという植物はご存知ですか?

日本では聞き慣れない植物ですが、モリンガは別名「奇跡の木」とも呼ばれています。
 

モリンガに含まれる優れた栄養成分を摂り入れることによって、肌トラブルの緩和や疲労回復をサポートしてくれるなど、うれしい働きがたくさんあります。

今回は、管理栄養士からも注目しているこんなにすごいスーパーフード・モリンガが持つ栄養成分がもたらす働きを紹介します。
 

モリンガとは

管理栄養士もびっくり!スーパーフード・モリンガの成分がもたらす7つの働き
 
北インド原産のワサビノキ科に属し、寒さに弱く温暖な場所でしか成長しません。

1年に1m以上は伸びる成長の速い植物で、干ばつなど荒れた土地に強いのが特徴。

日本には自生していませんが、沖縄では露地栽培をしています。
 

根は漢方に、葉はパウダーに、花はお茶に、種子はオイルなどに使うことができるため、すべて利用することができます。

「捨てるところがない」のがモリンガ最大の魅力と言えますね。
 

古くから伝わるインドの民間療法であるアーユルヴェーダでは300もの病気を予防すると言われるほど重宝されたモリンガ。

モリンガには90種類もの栄養素が含まれているとされ、栄養失調で問題視されている開発途上国や貧困地域に、モリンガを定着させて栄養状態を改善していこうとする動きがあります。
 

なぜスーパーフードと呼ばれるの?

 
自然な食べ物の栄養素を摂ることで体を改善していこうとする考え方から、特に高栄養価で体に良い影響をもたらす食べ物を、「スーパーフード」と呼んでいます。

モリンガには90種類もの栄養素が含まれているとされています。

摂取するとデトックスや疲労回復が期待できるなど、人間に対して良い影響を与えることからスーパーフードと呼ばれるようになりました。
 

モリンガの成分

 
90種類の栄養素がバランスよく含まれていることから「奇跡の木」とも呼ばれているほど。

他の食べ物よりも手軽に90種類もの栄養素を摂取できるのがポイントです。
 

モリンガに含まれる成分には、ビタミン(β―カロテン、ビタミンB₂、ビタミンK、ビタミンE、葉酸)、ミネラル(カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄)、食物繊維、野菜には珍しいたんぱく質も豊富に含まれています。

また、注目すべき成分として他の食べ物にはあまり見られないポリフェノールGABA(ギャバ)クロロゲン酸も含まれており、エイジングケアの働きも期待できます。
 

管理栄養士も注目する、成分から期待できるモリンガの7つの働き

 
スーパーフードと呼ばれるモリンガには、90種類の栄養素が豊富に含まれていると言われており、デトックスや肌トラブルの緩和に導き、リラックス効果をもたらすなど栄養成分からさまざまな働きが期待できます。

それではどのような働きがモリンガにはあるのか見ていきましょう。
 

①肌トラブル緩和

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きれいな肌を保っているだけで、女性は若く美しく見えるもの。

しかし、肌荒れ、しみやそばかす、くま、くすみといった肌トラブルに悩んでいる方は多いですよね。
 

これら肌トラブルを和らげるには、肌の老化を防止するβ―カロテンビタミンEビタミンB₂、皮膚の抵抗力を高めるビタミンCを積極的に摂る必要があります。

また、鉄分を摂取することで巡りを促し酸素がいきわたり、肌のトーンが上がって顔色がきれいに見えます。
 

モリンガにはそんな肌トラブル緩和を助けるβ―カロテンビタミンB₂ビタミンEが含まれています。
 

②デトックス・ダイエット効果

 
「食物繊維」と言えば、お通じのサポートに良いとされています。

モリンガにもこの食物繊維が含まれており、デトックスコレステロールの抑制お通じのサポート腸内環境を整えることなどに働きます。
 

代謝アップにより、肥満を防ぐダイエットに良い働きをもたらすことも期待できます。
 

③免疫力を上げるサポート

 
モリンガに含まれる、新陳代謝を活発にして免疫力を上げる働きをするのがβ―カロテン

βーカロテンは体内でビタミンAとして働き、皮膚や粘膜を丈夫にします。

皮膚や粘膜は外敵からの防衛器官の役割があり、正しく機能することでウイルスなどの外敵から体を防御でき、免疫力が向上します。
 

体内で発生する活性酸素(体の酸化を進め、細胞を弱体化させ老化を早めてしまう有害物質)を除去することもβーカロテンビタミンEの役割です。
 

モリンガには葉や茎、枝などに含まれる色素にポリフェノールが多く含まれています。

ポリフェノールには、紫外線や乾燥などからの有害物質を捉えて安定した無害な物質に変える強力な抗酸化作用があるため、免疫力を上げるサポートに欠かせません。
 

④疲労回復を促す

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モリンガには疲労回復を促すビタミン、特にビタミンEや野菜には珍しいたんぱく質が豊富に含まれています。

エイジングケアでも有効なビタミンEは、細胞内の脂肪を酸化させ老化を進行させる活性酸素を除去する栄養として体内循環を高めます。
 

また、たんぱく質は、

  • ●筋肉や臓器の構成成分
  • ●疲労回復を早める
  • ●酵素やホルモンの材料

として必要不可欠。
 

モリンガを摂りいれて、疲労回復を促しましょう。
 

⑤リラックス

 
脳内に多く存在するγ―アミノ核酸のGABA(ギャバ)とは、神経伝達物質です。

モリンガにも含まれており、興奮した神経を抑制し脳の酸素供給量を増やして脳細胞を活性化する働きがあります。

精神を安定させるリラックス効果が期待できるため注目すべき栄養素です。
 

現代社会はストレスで溢れているため、GABAをしっかりと摂りいれてリラックスをすることも必要なのかもしれませんね。
 

⑥貧血

 
女性は毎月の月経が関係して、貧血になりやすい傾向があります。

貧血は特に成長期や月経過多の女性に表れやすいトラブル。

鉄分が不足して全身に酸素が行き渡らなくなるために起こります。
 

そこでおすすめしたいのが、モリンガに含まれる鉄分

鉄分とともに赤血球の生成を助ける葉酸もモリンガには豊富です。

鉄分は吸収率が低く不足しやすい栄養素のため、意識して摂りいれたいですね。
 

⑦血糖値・血圧の上昇を抑制

 
食べものに含まれる糖質は分解されてブドウ糖となり、エネルギー源として利用されます。
 

血液中に含まれるブドウ糖を血糖といい、血液中の血糖濃度を表したものが血糖値。

健康な人の血糖値は、体内のインスリンの働きで一定の範囲内にコントロールされていますが、インスリンがうまく機能しないと高血糖となります。
 

モリンガには、糖質分解酵素の働きを防いで血糖値の上昇を抑えるクロロゲン酸が含まれています。

また、血圧の上昇を抑制するGABAも含まれている点が特徴的ですね。
 

モリンガ摂取時の注意点

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モリンガには「耐容上限量」が定められており、その上限を超えなければ健康を損なう恐れはないとされています。

モリンガに含まれるビタミンやミネラルの中に耐容上限量が定められている成分もあるため、一日の摂取量をしっかり守りましょう。
 

厚生労働省より妊娠中のモリンガ摂取は注意が促されています。

その理由として妊娠しているラットの実験でモリンガを摂取した結果、流産したという報告が寄せられています。
 

また、モリンガには血糖値を低下させる可能性があるため、糖尿病を持っている方は医師と相談をしましょう。
 

【モリンガプチコラム】モリンガの社会貢献

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モリンガは、根、葉、花、種、枝すべてを利用することができるのですが、他にも香水やせっけん、シャンプーにも使われるほど。

そのモリンガが地球温暖化の緩和や汚水をきれいにするなど、社会に大きな貢献を与えています。
 

地球温暖化の緩和

 
モリンガは1年で1m以上も伸びる成長の速い植物。

モリンガの成長の速さとCO₂吸収量は、一般の植物と比べるとCO₂の吸収量は約20倍違うと言われるほど。

モリンガのCO₂削減力は非常に高いですね。
 

モリンガの消費量が高まると、モリンガの生産量も高まります。

そうするとCO₂の減少につながるため、地球温暖化の緩和になります。

ですからモリンガ製品を消費することは環境に優しいと言えます。
 

汚水をきれいにする力

 
モリンガには汚れた水を浄化する作用があると、途上国や貧困国で注目を集めています。

モリンガの種を汚水に入れると瞬く間に不純物を除去。

安全な水を飲むことが難しい地域にとってモリンガは「奇跡の木」と言えますね。
 

まとめ

 
モリンガに含まれる成分が免疫力を高めたり、肌トラブル緩和に役立ったりと、管理栄養士も驚くほどのパワーを秘めています。

地球にも優しいモリンガを普段の生活に摂りいれて、モリンガの成分がもたらす働きを実感してみることをおすすめします。
 

執筆者:管理栄養士 浦西さゆり

浦西さゆり管理栄養士

お料理レシピやコラムの執筆を行い、発酵食品や自然の素材を使ったものを得意としている。

レシピ考案、コラム執筆、体の不調を改善するための栄養相談やサポートを行う。

2児の母であり、体が喜ぶ、体に優しいお料理を常に心がけています。
 

この記事は、ライターが収集した情報に基づいて作成されています。効果には個人差がございますので、ご自身の責任でご利用・ご参考ください。